恐ろしい子どもの生活習慣病
生活習慣病は、昔、成人病と呼ばれていたため、子どもは罹らない病気だと思われてきました。けれども、最近では、子どもであっても、糖尿病や高脂血症などの症状が出るとわかっています。特に子どもの場合、成長期にあるわけですから、健康被害は大人の比ではありません。
子どもの生活習慣病は、一刻も早く改善しなくてはならないのです。食生活の欧米化や、不規則な食生活が、子どもの生活習慣病が増えている原因だといわれています。肥満の子どもを持つ親御さんは、今すぐ食生活の改善を心がけるようにしましょう。ただし、子どもの場合は、成長に必要な栄養素を摂取しなければならないので、献立作りは難しいものです。専門医や、保険所などのスタッフに相談するのが良いと思います。
また、子どもの運動量も減っています。外遊びが減って家でゲームをする機会が多い子は、できるだけ運動するチャンスを増やしましょう。
子どもの時代に、発症してしまうと、その後の長い年月を病気と付き合っていかなくてはなりません。親として、子の将来を考えた時、なんとしても生活習慣を変えなくてはならないと思うはずです。肥満傾向にあるお子さんをお持ちなら、今のうちに、よく話し合って、病気にならない暮らし方を実践するようにしましょう。
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