気になる肥満

生活習慣病と肥満は密接に関わっています。生活習慣病は肥満から始まると言ってもよいほどなのです。メタボリックシンドロームという言葉が注目されていますが、肥満の中でも、特に内臓脂肪型の肥満に問題があるといわれています。内臓脂肪型の肥満の場合、一見して痩せているように見えることがあるので、気をつけなくてはいけません。

私も、実は、父親が生活習慣病の一つである糖尿病を患っていたこともあり、肥満には気をつけないといけないと思っているのです。体質は似ると言われています。糖尿病の場合、節約遺伝子というものがあるらしいのです。この遺伝子を持っていると、通常の人よりも少ないカロリーで生きていることができるらしいのです。飢餓が恐ろしかった時代には、これは優秀な遺伝子だったと思いますが、今の時代には迷惑なだけの遺伝子です。父親が糖尿病だった場合、私にも、この節約遺伝子が伝わっているかもしれないらしいのです。

思い当たるんですよね。40歳を超えてから、肥満を気にするようになりました。あまり食べていないのに、人より太るような気がします。それに、ダイエットをしても、なかなか体重が減らないのです。今のところ、まだ肥満というほどのことはないのですが、それでも、いつ肥満になるかわからない恐怖の中で毎日をすごしています。